敦賀気比高校出身の現役プロ野球選手一覧【2026年版】
敦賀気比高校出身の現役プロ野球選手を調査しました。現役NPB選手は9人。2015年センバツで福井県勢初の甲子園優勝を果たした北陸の強豪が、球団別・ポジション別・ドラフト順位別に何人輩出しているか、一人ひとりのプロフィールとあわせて見ていきます。なお、現役選手の中には高校卒業後に社会人を経てプロ入りした選手も含まれます。
球団別人数ランキング
敦賀気比高校出身の現役NPB選手9人を球団別に集計してみました。
オリックス
4人
広島
2人
楽天
1人
西武
1人
DeNA
1人
最も多かったのはオリックスの4人でした。これは今回の上位10校の中でも、特定球団への集中度としては際立っています。
西川選手は敦賀気比高校卒業後に社会人野球・王子製紙でプレーし、2015年ドラフト5位で広島に入団(現オリックス)。山﨑選手は高校から直接プロ入りし、2016年ドラフト6位でオリックスに入団しています。
なお、西川選手の1学年上には現在レッドソックスの吉田正尚選手が在籍しており、吉田選手がオリックス時代につけていた背番号「7」を、2024年に広島東洋カープからFA移籍してきた西川龍馬選手が引き継ぎました。
平沼翔太選手・前川誠太選手 ― 甲子園優勝の主役と、育成から這い上がった苦労人
平沼翔太選手はまさに2015年センバツで敦賀気比を福井県勢初の甲子園優勝に導いた本人です。1回戦から決勝まで「四番投手」として出場し、打者としても40打数15安打・打率.375という活躍を見せました。ドラフトでは投手ではなく内野手として2015年4位で日本ハムに指名され、2021年に西武へトレード、2025年の現役ドラフトでオリックスへ移籍。高校時代の1学年後輩には山﨑颯一郎選手がいます。
一方の前川誠太選手は、3年時に春夏連続で甲子園に出場したものの、2021年ドラフトでは支配下ではなく育成2位での指名にとどまりました。2024年オフには一度戦力外通告を受けましたが、育成選手として再契約。2025年7月にようやく支配下登録を勝ち取ると、8月にプロ初安打・初打点を記録し、代打での勝負強さを見せています。
個人的に対照的で面白いのは、平沼選手が高校時代に「甲子園優勝の主役」という最高の実績を引っ提げてプロ入りしたのに対し、前川選手は育成指名からの戦力外・再契約・支配下昇格という遠回りの道のりを経てようやく一軍の舞台に立った点です。同じ敦賀気比の出身でも、プロで結果を出すまでの道のりはこれほど違うのだと感じます。
ドラフト1位選手一覧
敦賀気比高校出身の現役選手9人のうち、ドラフト1位指名を受けた選手は0人でした。
ドラフト1位指名選手はいませんが、西川龍馬選手・山﨑颯一郎選手などプロで活躍している選手を多く輩出しています。
選手プロフィール
9人それぞれの詳しいプロフィールをまとめました。投打や体格、ドラフト経緯まで見てみると、それぞれの個性が見えてきます。
| 投打 | 右投げ / 左打ち |
|---|---|
| 身長/体重 | 179cm / 83kg |
| 生年月日 | 1997年8月16日 |
| 出身地 | 福井県 |
| ドラフト | 2015年4位(支配下) |
| 経歴 | 敦賀気比高 → 日本ハム → 西武 → オリックス |
| 投打 | 右投げ / 左打ち |
|---|---|
| 身長/体重 | 178cm / 83kg |
| 生年月日 | 1994年12月10日 |
| 出身地 | 大阪府 |
| ドラフト | 2015年5位(支配下) |
| 経歴 | 敦賀気比高 → 王子 → 広島 → オリックス |
| 投打 | 右投げ / 右打ち |
|---|---|
| 身長/体重 | 190cm / 93kg |
| 生年月日 | 1998年6月15日 |
| 出身地 | 石川県 |
| ドラフト | 2016年6位(支配下) |
| 経歴 | 敦賀気比高 → オリックス |
| 投打 | 左投げ / 左打ち |
|---|---|
| 身長/体重 | 185cm / 95kg |
| 生年月日 | 1991年9月19日 |
| 出身地 | 福井県 |
| ドラフト | 2009年3位(支配下) |
| 経歴 | 敦賀気比高 → オリックス |
| 投打 | 左投げ / 左打ち |
|---|---|
| 身長/体重 | 180cm / 80kg |
| 生年月日 | 2006年11月6日 |
| 出身地 | 福井県 |
| ドラフト | 2024年2位(育成) |
| 経歴 | 敦賀気比高 → 広島 |
| 投打 | 右投げ / 右打ち |
|---|---|
| 身長/体重 | 176cm / 66kg |
| 生年月日 | 2003年4月4日 |
| 出身地 | 京都府 |
| ドラフト | 2021年2位(育成) |
| 経歴 | 敦賀気比高 → 広島 |
| 投打 | 右投げ / 左打ち |
|---|---|
| 身長/体重 | 183cm / 93kg |
| 生年月日 | 2002年2月22日 |
| 出身地 | 大阪府 |
| ドラフト | 2025年5位(育成) |
| 経歴 | 敦賀気比高 → 日本経済大 → 愛媛マンダリンパイレーツ → 楽天 |
| 投打 | 右投げ / 右打ち |
|---|---|
| 身長/体重 | 183cm / 90kg |
| 生年月日 | 2002年5月17日 |
| 出身地 | 京都府 |
| ドラフト | 2020年2位(育成) |
| 経歴 | 敦賀気比高 → 西武 |
| 投打 | 右投げ / 左打ち |
|---|---|
| 身長/体重 | 183cm / 85kg |
| 生年月日 | 2006年1月18日 |
| 出身地 | 埼玉県 |
| ドラフト | 2023年1位(育成) |
| 経歴 | 敦賀気比高 → DeNA |
出身地ランキング
敦賀気比高校出身の現役選手を出身地別に集計してみました。
| 都道府県 | 人数 |
|---|---|
| 福井県 | 3人 |
| 大阪府 | 2人 |
| 京都府 | 2人 |
| 石川県 | 1人 |
| 埼玉県 | 1人 |
最も多かったのは地元・福井県出身の3人でした。一方で大阪府・京都府からも各2人が在籍しており、近畿圏からも選手が集まる強豪校であることが分かります。山﨑颯一郎選手は石川県出身と、北陸全体から選手を集めている点も特徴的です。
ドラフト順位別人数
最後に、ドラフト順位別に集計してみました。
| ドラフト順位 | 人数 |
|---|---|
| 1位 | 0人 |
| 2位 | 0人 |
| 3位 | 1人 |
| 4位以下 | 3人 |
| 育成 | 5人 |
最も多かったのは育成指名の5人で、現役9人の半数以上を占めています。ドラフト上位指名なしで現役選手9人を輩出しているのは今回の上位10校の中でも際立った特徴です。
西川龍馬選手(5位)・山﨑颯一郎選手(6位)のようにドラフト下位でも長くプロで活躍する選手を育てる環境が敦賀気比にはあります。育成から這い上がった5人もそれぞれ現役を続けており、ドラフト順位に関わらずプロで結果を出す選手を輩出し続けています。
高校別ランキングでは全国10位
敦賀気比高校出身の現役NPB選手は9人でした。
この数字を高校別ランキングで見ると、全国10位に入ります。
| 順位 | 高校名 | 人数 |
|---|---|---|
| 1位 | 横浜高校 | 21人 |
| 2位 | 大阪桐蔭高校 | 19人 |
| 3位 | 花咲徳栄高校 | 14人 |
| 4位 | 広陵高校 | 13人 |
| 5位 | 仙台育英高校 | 12人 |
| 6位 | 東海大相模高校 | 11人 |
| 7位タイ | 福岡大大濠高校 | 10人 |
| 7位タイ | 中京大中京高校 | 10人 |
| 7位タイ | 履正社高校 | 10人 |
| 10位 | 敦賀気比高校 | 9人 |
北陸の高校として全国10位というのは特筆に値します。上位10校の中で北陸の高校は敦賀気比のみで、ドラフト上位指名なしでこの順位にいるのは他校にはない独自の実績です。
参考記事
まとめ
今回は敦賀気比高校出身の現役プロ野球選手を調べてみました。
西川龍馬選手・山﨑颯一郎選手など個性豊かな選手が揃う敦賀気比高校。個人的に敦賀気比で一番面白いと思ったのは、ドラフト1位が0人にもかかわらず全国10位という事実です。上位10校の中では珍しい結果となっており、他の名門校にはない独特の文化を感じます。また吉田正尚選手の背番号を引き継いだ西川龍馬選手のエピソードは、敦賀気比というチームのつながりを象徴していて、個人的にとても好きなエピソードです。各選手の経歴が気になった方は、ぜひ各選手のページもご覧ください。
本記事の選手経歴・エピソードは、NPB公式サイト、各球団公式サイト、Wikipediaの公開情報を基に構成しています。詳しくは運営者情報・情報源についてをご覧ください。