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ドラフト1位を最も流出させている球団はどこ?12球団をランキングで見てみた

✍️ コラム 2026年6月10日

ドラフト1位を最も流出させている球団はどこ?12球団をランキングで見てみた

ドラフト1位で入団した選手が、現在は別の球団でプレーしているケースを集計しました。今回は現役支配下選手を対象に、球団別のドラフト1位流出人数をランキング形式で見ていきます。

ドラフト1位を最も流出させている球団はどこ?

このサイトを作っていると、いろいろなデータが見えてきます。
出身高校だったり、出身大学だったり、ドラフト順位だったり。
先日、球団別に「現在ドラフト1位経験者がどれくらい所属しているのか」を調べました。
その時に、ふと気になったことがあります。
「逆に、ドラフト1位で入団した選手が今は別の球団にいるケースって、どの球団が多いんだろう。」
ドラフト1位というのは、その年のドラフトで球団が最も高く評価した選手です。
もちろん、ドラフト1位だからといって、必ず入団した球団で現役を終えるわけではありません。
FA、トレード、人的補償、現役ドラフト、戦力外からの移籍など、プロ野球ではいろいろな形で選手が球団を移ります。
それでも、ドラフト1位で入団した選手が他球団でプレーしていると、少し目が止まります。
しかも、その選手が有名な選手だったり、移籍の背景が印象的だったりすると、なおさらです。
今回は、現役支配下選手を対象に、各球団からドラフト1位として入団し、現在は別の球団に所属している選手を集計しました。
ドラフト1位として入団した選手たちが、その後どのような形で別の球団へ移っているのか。
そして、その顔ぶれを見ると何が見えてくるのか。
そんな目線でランキングを見ていきます。

球団別 ドラフト1位流出人数ランキング

ドラフト1位流出人数ランキング

1位
ソフトバンク
6人
2位タイ
阪神
2人
2位タイ
中日
2人
2位タイ
広島
2人
2位タイ
ロッテ
2人

集計の結果、最も多かったのはソフトバンクでした。
流出人数は6人。
2位以下が2人で並んでいることを考えると、かなり差があります。

ただ、ソフトバンクは選手層の厚さによって、期待されている選手が他球団に移籍して、その球団で開花するというケースも少なくありません。そのため、この数字も想定内といえば想定ないかもしれません。

というわけで、まずは圧倒的1位となったソフトバンクから見ていきましょう。

ソフトバンクは6人。顔ぶれがとにかく濃い

ソフトバンクから流出したドラフト1位は以下の6人でした。

  • 加治屋蓮(楽天)
  • 有原航平(日本ハム)
  • 田中正義(日本ハム)
  • 佐藤直樹(楽天)
  • 岩嵜翔(オリックス)
  • 甲斐野央(西武)

人数だけでも12球団最多ですが、やはり目を引くのは顔ぶれです。
特に有原航平選手、田中正義選手、甲斐野央選手あたりは、移籍当時かなり話題になりました。
有原選手は日本ハムのドラフト1位として入団し、エースとして活躍した後にメジャーリーグへ挑戦しました。 その後、日本球界へ復帰する際にはソフトバンクへ入団。
当時はかなり大きな話題となりました。 そして現在は再び日本ハムに所属しています。
こうして見ると、今回のランキングの中でもかなり特殊な経歴を歩んでいる選手だと思います。

田中正義選手も印象的です。
2016年ドラフトでは5球団競合となり、その年のドラフト会議を象徴する存在のひとりでした。
大学球界を代表する右腕として注目を集めましたが、ソフトバンク時代は怪我にも苦しみ、なかなか本来の力を発揮できませんでした。 その後、日本ハムへ移籍。
移籍後は勝ちパターンの一角として活躍しており、プロ野球ファンの中には「ようやく田中正義が見たかった姿になった」と感じている方も多いかもしれません。

そして甲斐野央選手です。
甲斐野選手はドラフト1位で入団し、ルーキーイヤーから一軍で活躍しました。
その後、西武へ移籍。
この移籍は人的補償によるものでしたが、当時はかなり大きな話題になりました。
細かい経緯はさておき、野球ファンであれば記憶に残っている方も多いと思います。
移籍先の西武でも勝ちパターンを担うなど、評判に違わぬ成績を残し続けております。
今回のランキングを見ていても、人数以上に存在感を感じる選手です。

こうして見ていくと、ソフトバンクは単純に流出人数が多いだけではありません。
話題になった移籍や、ファンの記憶に残っている移籍が多い。
だからこそ、この6人という数字がより大きく見えるのかもしれません。

人数は少なくても、名前を見ると印象が変わる

今回のランキングを見ていて面白かったのは、人数だけではありません。
顔ぶれです。
実際、2人しか流出していない球団でも、「その2人か。」となるケースが結構ありました。
むしろ、人数よりも選手名の方が印象に残った球団もあります。
その代表が広島と阪神でした。

広島は前田健太の存在感が大きい

広島から流出したドラフト1位は2人。

2位タイ
広島
2人

人数だけを見ると決して多くありません。
ただ、前田健太選手の存在感が圧倒的です。
広島のドラフト1位として入団し、エースとして活躍。
その後はメジャーリーグへ挑戦し、長年にわたって第一線で投げ続けてきました。
だからこそ、今楽天に所属しているという事実に少し不思議な感覚を覚える方もいるかもしれません。
正直なところ、もし日本球界に戻るなら広島だと思っていた方も多かったのではないでしょうか。
もちろん、それが良い悪いという話ではありません。

阪神は藤浪晋太郎だけで成立する

阪神も流出人数は2人でした。

2位タイ
阪神
2人

こちらも人数より名前です。
やはり藤浪晋太郎選手でしょう。
大阪桐蔭高校時代から全国区のスター。
阪神のドラフト1位として入団し、高卒1年目から活躍しました。
当時を見ていた方なら、「阪神の未来を背負う投手」という印象を持っていた方も多いと思います。
その後はメジャーリーグへ挑戦。
現在はDeNAに所属しています。
ドラフト会議当時の期待値を考えると、このランキングの中でもかなり印象に残る選手のひとりです。
人数は2人ですが、存在感という意味ではかなり大きい球団かもしれません。

西武もドラフト1位の主力を送り出している

西武も2人でした。

2位タイ
西武
2人

こちらは少しタイプが違います。
森友哉選手はFAによる移籍。
地元大阪へ戻った形になります。
そのため、今回のランキングの中では比較的イメージしやすい移籍かもしれません。
一方で涌井秀章選手は、西武時代から長くプロ野球界を代表する投手として活躍してきました。
ロッテ、中日と渡り歩き、現在も現役を続けています。
こうして改めて見ると、西武のドラフト1位として入団した選手が、今も各球団で活躍していることが分かります。

今回のランキングは人数を見る記事のようでいて、実際は選手を見る記事なのかもしれません。
人数だけなら2人。
でも、その2人が誰なのかを見ると、見え方がかなり変わります。
このあたりが、集計していて面白かったところです。

まとめ

今回は、12球団のドラフト1位流出人数を調べてみました。
最も多かったのはソフトバンクの6人。
2位以下が2人で並んでいたことを考えると、かなり差のある結果となりました。
ただ、実際に集計してみると、人数そのものよりも顔ぶれの方が印象に残りました。

有原航平選手。
田中正義選手。
甲斐野央選手。
前田健太選手。
藤浪晋太郎選手。
森友哉選手。
どの選手もドラフト会議当時は大きな注目を集め、その後も多くの野球ファンの記憶に残るキャリアを歩んできました。
だからこそ、現在所属している球団を見ると少し驚く選手もいます。

また、今回のランキングを見ていて感じたのは、ドラフト1位だからといって必ずしも入団した球団で現役を終えるわけではないということです。
FA、トレード、人的補償、メジャーリーグ挑戦。
移籍の理由は選手ごとに全く異なります。
そして、その移籍の積み重ねが今回のランキングになっています。

正直なところ、集計する前は「どの球団が1位になるんだろう」と思っていました。
ただ、実際に作業を始めると、順位よりも選手名ばかり見てしまいました。
「ああ、この移籍は話題になったな。」
「そういえば今は別の球団なんだよな。」
そんなことを何度も思いながらデータを眺めていました。

数字だけを見ると、ソフトバンクの6人が目立ちます。
ただ、広島の前田健太選手や阪神の藤浪晋太郎選手のように、1人だけでも強烈な存在感を放つケースもありました。
今回のランキングは、球団を見る記事のようでいて、実際は選手たちのキャリアを振り返る記事だったのかもしれません。

皆さんが最も印象に残っているドラフト1位の移籍は誰でしょうか。
また、「そういえば今その球団なんだ」と驚いた選手がいたら、ぜひ教えてください。

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