慶應義塾高校出身の現役プロ野球選手一覧【2026年版】

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慶應義塾高校出身の現役プロ野球選手一覧【2026年版】

2026年6月28日 更新

慶應義塾高校出身の現役プロ野球選手を調査しました。現役選手の中には高校卒業後に大学や社会人を経てプロ入りした選手も含まれます。現役NPB選手は8人。球団別・ドラフト順位別に集計しながら見ていきます。

球団別人数ランキング

慶應義塾高校出身の現役NPB選手8人を球団別に集計してみました。

1位タイ
ソフトバンク
3人
1位タイ
ヤクルト
3人
3位タイ
楽天
1人
3位タイ
中日
1人

最多はソフトバンクとヤクルトの3人ずつでした。

慶應義塾高→慶應義塾大というルートを経てソフトバンクに入った「慶応3兄弟」(柳町達選手・正木智也選手・廣瀨隆太選手)は有名ですね。異なるドラフト年次の先輩後輩が同じチームに揃うケースは珍しくありませんが、出身高校・出身大学が完全に一致している選手が3人も同じ球団にいるのは、慶應ならではと言えると思います。

一方のヤクルトも3人。こちらは投手2人・内野手1人と役割が分かれていて、ソフトバンクの慶応トリオとはまた異なる構成になっています。

廣瀨隆太選手 ― 幼稚舎からの「生粋の慶応ボーイ」が刻んだ初の快挙

廣瀨隆太選手は慶應義塾幼稚舎1年生から野球を始め、幼稚舎・普通部・高校・大学とすべて慶應で過ごした「生粋の慶応ボーイ」です。ただし中学時代は硬式クラブチーム世田谷西リトルシニアで不動のレギュラーではなく、通算本塁打も3、4本ほどにとどまっていました。慶應義塾高校では1年秋からベンチ入りし、2年春のセンバツでは代打凡退、2年夏にも甲子園に出場しましたが2試合8打数1安打1打点と振るわず、3年夏は神奈川大会4回戦で東海大相模にコールド負けを喫するなど、決して華々しい高校時代ではありませんでした(高校通算41本塁打)。

転機は慶應義塾大学進学後です。1年秋からファーストのレギュラーを獲得してベストナインを受賞すると、2年春にはリーグ優勝に貢献し、続く全日本大学野球選手権では34年ぶりの日本一に貢献。4年秋の最終戦・早慶戦では岡田彰布氏に並ぶ東京六大学リーグ歴代3位タイとなる通算20本塁打を記録するスラッガーへと成長し、大学日本代表にも選出されました。

それだけの実績を引っ提げながら、2023年ドラフトでは1巡目・2巡目では指名されず、3巡目でようやくソフトバンクから声がかかりました。同校の先輩である柳町達選手・正木智也選手に続く「慶応大出身3人目」の入団で、慶應義塾幼稚舎出身としては史上初のプロ野球選手となっています。2024年5月28日に一軍初出場を果たすと、6月4日には17打席目でプロ初安打、6月14日にはプロ初本塁打も記録しました。個人的に印象深いのは、中学時代は目立たない選手だった廣瀨選手が、大学での飛躍を経て「幼稚舎史上初」という記録を打ち立てた点です。地道な積み重ねがブランドの重みに負けない実力へとつながった好例だと思います。

ドラフト1位選手一覧

慶應義塾高校出身の現役選手8人のうち、ドラフト1位指名を受けた選手は2人でした。

木澤尚文選手は2020年ドラフトで、早川隆久選手・鈴木昭汰選手の抽選を2度外したヤクルトが外れ外れ1位として指名した投手です。ただ、今ではヤクルトのブルペンを支える重要な剛腕右腕です。慶應高時代は3年春に右肘靱帯を損傷しながらも、大学で最速143キロから155キロまで球速を伸ばしてプロ入りしており、逆境からの成長という点でも印象的な選手です。プロでもブルペンの一角として継続的に登板を重ねており、個人的にはさらなる飛躍を期待しています。ちなみに、木澤選手は靭帯損傷をしながらも痛み止めを打って登板したという逸話もあります。

出身地ランキング

慶應義塾高校出身の現役選手を出身地別に集計してみました。

都道府県 人数
東京都 5人
千葉県 2人
茨城県 1人

8人中5人が東京都出身でした。

慶應義塾高校は神奈川県の学校ですが、東京都出身者が半数以上を占めています。慶應義塾幼稚舎・普通部から内部進学するルートが多い学校柄、首都圏の中でも東京出身者が集中する傾向があるかもしれません。廣瀨隆太選手は実際に慶應義塾幼稚舎からの一貫組で、慶應幼稚舎出身では初のプロ野球選手となっています。出身地が神奈川ゼロというのも、他の強豪校と比べると際立った特徴です。

ドラフト順位別人数

ドラフト順位別に集計してみました。

ドラフト順位 人数
1位 2人
2位 1人
3位 2人
4位以下 2人
育成 1人

1位と3位が各2人で最多でした。

育成指名が1人いる点が、これまで紹介した高校の中では珍しい点です。慶應義塾高校はいわゆる「スポーツ推薦」で選手をかき集めるタイプの学校ではないため、全国トップレベルの選手がそのまま進学してくるわけではありません。それでもドラフト1位や上位指名選手を複数輩出している点は、むしろ驚きに近い数字だと個人的には思います。

高校別ランキングでは全国11位タイ

慶應義塾高校出身の現役NPB選手は8人でした。

この数字を高校別ランキングで見ると、智弁和歌山・天理と並んで全国11位タイとなります。

順位 高校名 人数
1位 横浜高校 21人
2位 大阪桐蔭高校 19人
3位 花咲徳栄高校 14人
4位 広陵高校 13人
5位 仙台育英高校 12人
6位 東海大相模高校 11人
7位タイ 福岡大大濠高校 10人
7位タイ 中京大中京高校 10人
7位タイ 履正社高校 10人
10位 敦賀気比高校 9人

このランキングの中で慶應義塾高校の立ち位置は独特です。横浜・大阪桐蔭・花咲徳栄といった”野球の名門”と同じランクに、推薦なしでプロを輩出し続ける進学校が並んでいるのですから。2023年の夏の甲子園で107年ぶりの全国制覇を果たした直後のドラフトで廣瀨隆太選手が指名されたのも記憶に新しく、甲子園での活躍がプロへの道を後押しする側面もあるのだと感じます。

まとめ

今回は慶應義塾高校出身の現役プロ野球選手を調べてみました。

現役NPB選手は8人、高校別ランキングでは全国11位タイでした。ソフトバンクに3人・ヤクルトに3人と2球団への集中が目立ち、特にソフトバンクの「慶応3兄弟」は慶應高→慶應大というルートが揃ったTHE慶應といえる特徴でしょう。

個人的には、廣瀨隆太選手が一軍に定着できるかどうかを注目して見ています。大学時代に岡田彰布さんの記録に並ぶ通算20本塁打を放った長打力を、プロの舞台でも発揮する日を期待したいと思います。

本記事の選手経歴・エピソードは、NPB公式サイト、各球団公式サイト、Wikipediaの公開情報を基に構成しています。詳しくは運営者情報・情報源についてをご覧ください。

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