智弁和歌山高校出身の現役プロ野球選手一覧【2026年版】

ホーム 高校別記事 智弁和歌山高校出身の現役プロ野球選手一覧【2026年版】
高校別記事

智弁和歌山高校出身の現役プロ野球選手一覧【2026年版】

2026年6月21日 更新

智弁和歌山高校出身の現役NPB選手を調査しました。現役選手の中には高校卒業後に大学や社会人を経てプロ入りした選手も含まれます。現役NPB選手は8人。球団別・ドラフト順位別に集計しながら見ていきます。

球団別人数ランキング

智弁和歌山高校出身の現役NPB選手8人を球団別に集計してみました。

1位タイ
日本ハム
2人
1位タイ
広島
2人
3位タイ
楽天
1人
3位タイ
ロッテ
1人
3位タイ
中日
1人
3位タイ
DeNA
1人

最多は日本ハムと広島の2人ずつでした。

個人的に面白いと思うのが、日本ハムの2人はどちらも俊足が売りの選手という点です。西川遥輝選手はキャリア通算343盗塁・4度の盗塁王を誇るスピードスターで、細川凌平選手も中学時代から俊足強打で評価されてきた選手。同じチーム内に、高校の先輩後輩がいて、タイプも似ているというのはより注目すべきポイントです。。

西川遥輝選手 ― 「智弁和歌山史上最高野手」が刻んだ栄光と、出戻りまでの道のり

西川遥輝選手は智弁和歌山高校1年生の夏、甲子園直前に右手有鈎骨を骨折しながらも痛み止めを飲んで強行出場し、13打数6安打という活躍を見せました。この不屈のプレーぶりから、名将・高嶋仁監督に「智弁和歌山史上最高野手」と評されるほどの評価を受け、2010年ドラフト2位で日本ハムに入団しています。

入団当初は内野手(二塁手)としてもプレーしていましたが、徐々に外野の起用が増えていき、高卒4年目の2014年に143試合フル出場・43盗塁で自身初の盗塁王を獲得。ここからリードオフマンとしての全盛期が始まります。2016年の日本シリーズ第5戦では、9回裏2死満塁からサヨナラ満塁本塁打を放つという、1992年以来24年ぶり史上2人目の快挙を達成し、チームの日本一に貢献しました。

その後も盗塁王を通算4回(2014・2017・2018・2021年)、ゴールデングラブ賞を4回、ベストナインを2回受賞するなど、球界を代表する俊足巧打の外野手として活躍。しかし2021年オフに日本ハムから契約保留(ノンテンダー)を通告されると、楽天・ヤクルトと渡り歩き、2025年9月末にはヤクルトで打率.174・49試合出場にとどまって2度目の戦力外通告を受けました。それでも同年12月、5年ぶりに古巣・日本ハムへの復帰が決まっています。

個人的に印象的なのは、高校時代からケガを乗り越えて評価を勝ち取ってきた西川選手が、プロキャリアの終盤でも同じように苦しい時期を乗り越え、最終的に自分を育ててくれた球団に戻ってきた点です。通算1426安打・343盗塁という実績を持つベテランが、古巣のユニフォームで再びプレーする姿には、循環するような縁を感じます。

ドラフト1位選手一覧

智弁和歌山高校出身の現役選手8人のうち、ドラフト1位指名を受けた選手は2人でした。

2025年ドラフトで中日から1位指名を受けた中西聖輝選手と、2021年ドラフトで広島から1位指名を受けた黒原拓未選手です。

中西選手は智弁和歌山3年夏に21年ぶりの甲子園制覇に貢献したあと、青山学院大に進学。大学入学直前にトミー・ジョン手術を経験しながらも、4年時には明治神宮大会決勝で17奪三振完封という圧巻のピッチングを見せて中日に1位指名されました。高校でも大学でも全国制覇を経験しているのですから、これだけのキャリアがあればドラ1も納得です。プロでの活躍が今から楽しみな一人です。

出身地ランキング

智弁和歌山高校出身の現役選手を出身地別に集計してみました。

都道府県 人数
和歌山県 5人
奈良県 2人
京都府 1人

8人中5人が地元和歌山県出身という結果でした。

現役プロ野球選手の出身地だけみると、智弁和歌山は全国から選手を集めるというよりも、地元近畿圏の選手の存在が際立っています。奈良2人・京都1人を含め、ほぼ近畿圏で完結しているのが特徴的です。中西聖輝選手が奈良県、細川凌平選手が京都府出身で、地元和歌山外からも有力選手をしっかり引き込んでいる点は、やはり甲子園常連校としてのブランド力があってこそだと思います。

ドラフト順位別人数

ドラフト順位別に集計してみました。

ドラフト順位 人数
1位 2人
2位 3人
3位 1人
4位以下 2人
育成 0人

最多はドラフト2位の3人。1・2位の上位指名が計5人と、全体の6割以上を占めています。

育成指名がゼロというのも印象的です。大阪桐蔭や横浜といったランキング上位校と比べても見劣りしない数字になっています。西川遥輝選手(2位)、黒川史陽選手(2位)、東妻純平選手(2位)と2位指名も多いですね。

高校別ランキングでは全国11位

智弁和歌山高校出身の現役NPB選手は8人でした。

この数字を高校別ランキングで見ると、全国11位に入ります。

順位 高校名 人数
1位 横浜高校 21人
2位 大阪桐蔭高校 19人
3位 花咲徳栄高校 14人
4位 広陵高校 13人
5位 仙台育英高校 12人
6位 東海大相模高校 11人
7位タイ 福岡大大濠高校 10人
7位タイ 中京大中京高校 10人
7位タイ 履正社高校 10人
10位 敦賀気比高校 9人

8人で全国11位というのは、学校の規模感を考えると十分すぎる数字だと思います。ランキング上位には全国から選手を集める超大規模校が並ぶ中で、近畿圏中心の選手構成でここまで輩出できているのは、高嶋仁監督時代から中谷仁監督に受け継がれた育成力の賜物ではないでしょうか。

まとめ

今回は智弁和歌山高校出身の現役プロ野球選手を調べてみました。

現役NPB選手は8人。高校別ランキングでは全国11位でした。上位指名(1・2位)が5人を占め、大学を経由している選手もいますが、たしかな実力のある選手を育てる力があることが伝わってきます。

個人的には、中西聖輝選手のプロでの活躍に一番注目しています。高校・大学で全国制覇を経験してプロに入ってくる選手はなかなかいないので、中日のローテーションに定着する日を楽しみに見ていきたいと思います。


本記事の選手経歴・エピソードは、NPB公式サイト、各球団公式サイト、Wikipediaの公開情報を基に構成しています。詳しくは運営者情報・情報源についてをご覧ください。

上部へスクロール