経歴からチームのカラーがわかるんです!【巨人編】
経歴から各チームのカラーを読み解く企画の第一弾!今回は巨人の支配下選手全員の「出身高校」「出身大学」「出身地」をランキングにしてみました。
経歴からチームのカラーがわかるんです!【巨人編】
経歴というのは面白いもので、球団ごとの所属選手をみていると、それぞれにカラーがあります。
「あのチームは昔から○○大学の出身が多い。」や「あのチームは地元の選手をたくさん取る」であったり。こういう目線を持っていると、ドラフトを見る際も「この指名、巨人ぽいなー」とか「地元枠きたー」といった具合で楽しむことができます。
今回はそんな目線を得るためのデータをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
(当該記事のデータは支配下登録されている選手のみを対象としております。育成選手の方が地元枠で獲得された選手が多いため、カラーを分析するためには有効なのですが、今回は割愛します。)
巨人はカラーが出やすい球団!
今日は巨人です。
言わずと知れた球界の盟主「読売ジャイアンツ」。
1934年に創設され、今なおプロ野球を牽引する存在として絶大な人気を博しています。
そんな全国区の巨人にも、経歴からみえる球団のカラーというのはあるのでしょうか。
高校・大学・出身地と深堀していきましょう。
出身高校ランキング(2026年5月21日 時点)
| 順位 | 高校名 | 人数 | 該当選手 |
|---|---|---|---|
| 1 | 帝京高校 | 3人 | 松本剛、郡拓也、佐々木俊輔 |
| 2 | 大阪桐蔭高校 | 3人 | 泉口友汰、松浦慶斗、横川凱 |
| 3 | 駒大苫小牧高校 | 3人 | 田中将大、若林楽人 |
まずは高校ランキングから。
帝京高校出身者はプロ全体で7人おります。そして、駒大苫小牧高校はプロには3人。
帝京は7分の3が、駒大苫小牧は3分の2が巨人に在籍しています。
ただ、帝京の松本選手も郡選手も、駒大苫小牧の田中選手も若林選手も 他球団からの移籍である点を考えると、巨人の色として捉えるのは難しいといえますね。
余談ですが、松本選手も郡選手も日ハムからの移籍ですし、若林選手も北海道出身ということで、ランキングからどことなく北の大地の香りを感じます・・笑
ただ、余談ついでに話続けてしまいますが、巨人・日ハム間でのトレードというのは頻繁に行われております。特に2015年からの5年間は顕著でして、トレードで7名の選手が日ハムから巨人に来ています。巨人は北海道になんらかの相性の良さでもあるのかもしれませんね。
また、このデータには上がってきませんでしたが、東海大相模高校の存在も無視することもできません。現在、巨人の支配下で東海大相模高校出身の選手は大城選手のみとなっていますが、育成には石田選手と冨重選手が在籍しています。かつては原辰徳氏をはじめ、菅野智之選手や大田泰示氏、田中俊太選手など多数の卒業生が在籍しており、東海大相模高校も巨人のカラーのひとつとして、ファンの間で刻まれているのは間違いないでしょう。
出身大学ランキング(2026年5月21日 時点)
| 順位 | 大学名 | 人数 | 該当選手 |
|---|---|---|---|
| 1 | 東海大学 | 4人 | 山﨑伊織、大城卓三、中川皓太、宮原駿介 |
| 2 | 法政大学 | 3人 | 岡田悠希、森田駿哉、石川達也 |
| 3 | 中央大学 | 2人 | 西舘勇陽、皆川岳飛 |
| 3 | 亜細亜大学 | 2人 | 山城京平、平内龍太 |
| 3 | 早稲田大学 | 2人 | 田和廉、高梨雄平 |
こちらは巨人のカラーをひとつ感じ取ってもらえるデータかと思います。
東海大は東海大相模高校と並んで「まさに巨人軍。」といえる伝統的な傾向といえますね。東海大→巨人の代表格といえば、元監督の原辰徳氏。他にも菅野智之選手も東海大→巨人です。原氏の影響もあってか、ひと昔前から巨人には毎年一定数の東海大出身者が在籍しているので、この結果にも納得できます。
また、中央大学も巨人のカラーといって間違いないでしょう。中央大学といえば、かつては阿部慎之助氏、亀井善行氏、澤村拓一氏などが在籍していました。2026年3月には中央大学とコラボしたイベントも実施されているなど、経歴以外でのつながりもあります。
ちなみに完全の余談ですが・・・阪神の森下選手は東海大相模高校から中央大を経て、阪神に入団しており、なんとも巨人感を感じてしまう経歴だったりします。(他意はありません。悪しからず。)
出身地ランキング(2026年5月21日 時点)
| 順位 | 出身地 | 人数 | 選手名 |
|---|---|---|---|
| 1 | 兵庫 | 6人 | 坂本勇人、田中将大、大勢、山﨑伊織、岸田行倫、平内龍太 |
| 2 | 東京 | 4人 | 赤星優志、郡拓也、佐々木俊輔、三塚琉生 |
| 2 | 沖縄 | 4人 | 大城卓三、小濱佑斗、山城京平、砂川リチャード |
| 4 | 広島 | 3人 | 竹丸和幸、岡田悠希、平山功太 |
1番多い出身地は阪神タイガースのお膝元「兵庫県」でした。
そして、兵庫県に続いて、2位にはホームタウン東京都がランクイン。ただ、それ以降は沖縄、広島、大阪と西日本が続く結果となりました。
在京球団でありながら、この結果は意外かもしれません。
ただ、巨人は西日本勢が活躍するケースがとても多い印象があります。巨人生え抜きスターの坂本選手や、メジャーリーグで活躍中の岡本和真選手。少し遡ると、内海氏や亀井氏、もっと遡ると桑田氏、清原氏、上原氏といった具合で、球界を代表してきた選手がたくさんいます。
実際に、1位の兵庫県勢の内訳を見ても、現役選手でもっとも通算安打数の多い坂本選手をはじめ、200勝投手の田中選手、プロ1年目に57試合登板を果たし、ブルペンを支える大勢投手、ほとんどが1軍クラスの選手である点から、今も巨人には西日本、関西の選手が活躍する傾向にあるといえます。これからも、巨人に兵庫県の選手が加入した際は、要注目となります。
また、定義づけが難しい話で、直感的な部分もありますが、個人的には球界全体を見渡しても、スター選手は西日本勢の方が多い印象があります。甲子園の県別の優勝回数も大阪が春夏合わせて27回と、2位の愛知を大きく離しております。このデータだけでは一概にいえませんが、西日本からスターが生まれる傾向があるのは、知っておいて損のないデータとなります。
山﨑伊織は巨人のカラーを体現する男
ここまで高校・大学・出身地から巨人の経歴カラーを探ってみました。
では、その中で特に巨人のカラーを体現している選手は誰なのか。それは山﨑伊織選手という結論になるでしょう。
もっとも在籍数の多い東海大の卒業生であり、もっとも多い兵庫県勢のひとりでもあります。
1位で複数ランキング入りしたのは山﨑伊織選手の1名のみとなっており、これからも山﨑選手の後輩が入ってくる可能性は高いかもしれません。
ドラフトなどを見るときは山﨑選手の経歴を抑えながら、見てみると面白いはずです。
まとめ
今回は巨人の経歴の傾向を探ってみました。
ぜひ、皆さんの巨人の経歴イメージを教えてください。
次回はまた別の球団も探ってみます。